イノベーションマネジメント株式会社は、企業の継続的なイノベーションを支援いたします。戦略的な事業の仕組みを構築し、多くの実績を活かしたプロジェクトマネジメントシステムをご提供します。

Seminar

フォーラム

ライフサイエンス・イノベーションフォーラム2016 ※開催終了いたしました

セミナー概要

医薬品業界における変化は激しく、変化への対応能力の差は次第に企業競争力の差となって企業業績に表れてきます。特に研究開発型企業である製薬企業において、研究開発を通じて製品を生み出す製品創出力の優劣は企業競争力に大きな影響を与えます。
プロジェクトマネジメント、ポートフォリオマネジメントは製品創出力に必要なマネジメント力として認識され、グローバルレベルでの整備や強化がこれまで多くの製薬企業において取組まれて実践されて参りました。しかし、具体的な取組みの内容や成果があまり外部で話されることは少なく、現在も多くの企業は手探りで自らのやり方を工夫し取組んでいるのが実体かと思います。本フォーラムでは国内大手製薬企業と、グローバル大手外資系製薬企業の具体的な実践事例をとおして、プロジェクトマネジメント及びポートフォリオマネジメントの強化・実践のあり方をお話しいただくとともに近年話題となっております、製品創出のための新たな取組であるクリニカルトランスレーショナルリサーチの具体的な取組についてもご紹介させて頂きます。
また昨今では、他社品の導入や、共同研究によるオープンイノベーション型の創薬モデルへと製品開発の主役が変わりつつある中で、有望な導入品の枯渇、ライセンス費用の高騰等買収・購入をベースとした短期収穫型のオープンイノベーションにも限界が見え始めております。このような環境変化において、医薬品業界としても新たな動きが必要となってきており、長期的な視点に立ってイノベーションを目指すアカデミアとのパートナリングの重要性が次第に増してきております。アカデミアとの連携は一製薬企業だけの話にとどまらず業界対業界の信頼関係の構築に根差す連携を必要としており、製薬企業においても競争から協創へのアプローチへと変えていく取組を必要としております。本フォーラムではその最前線での取組に携わる複数の製薬企業の皆様の取組みと課題をパネルディスカッションとして議論して頂きます。
加えて、医薬品業界以上に変化の激しい自動車業界において実践されている新たな取組として、技術ロードマップを用いた技術戦略の強化について、具体的な先進事例をご紹介します。将来進出すべき領域や獲得すべき技術の長期的な戦略の必要性、そしてその適切な導入、活用方法など他業界における取組みをお話しすることで、今後の皆様の取組の一助となれば幸いです。

今回は、幅広いトピックと事例をご紹介できる機会ですので、皆様お誘いあわせの上奮ってご参加頂けますようよろしくお願い致します。

2015 セミナー

 

ライフサイエンス・イノベーションフォーラム2016はお陰様で大変なご好評をいただき、満席となりました。
事務局 柳/久保

セミナーテーマ ※すべて同日開催となります。

Agenda #1中外製薬のビジネスモデルとポートフォリオマネジメント
  • セミナー概要

    中外製薬は2002年10月にロシュ社と戦略提携を行い、ロシュグループの一員となった。その後の14年間、売上・利益を増やし、パイプラインの質と量を高めている。特に、自社オリジンの製品が複数上市され、または後期開発段階に移行している。この成長をマネジメントする仕組みとしてプロジェクトマネジメント・ライフサイクルマネジメント・ポートフォリオマネジメントがある。特に、ポートフォリオマネジメントに関しては、急速に増加した開発コストを管理し、ロシュ製品の後期開発を効率良く進めると共に自社品の研究開発を促進するために独自の工夫を凝らして考案し発展させてきた。現在、その手法は中長期経営計画策定にも重要な役割を果たしており、その概略を紹介する。また、自社品の臨床PoCを取得するミッションで2015年4月に誕生したトランスレーショナルクリニカルリサーチ本部に関しても紹介する。

  • 講演者

    • 小森 利彦

      小森 利彦
      中外製薬株式会社
      トランスレーショナル
      クリニカルリサーチ本部
      本部長兼執行役員

Agenda #2医薬品開発の変遷とプロジェクトマネジメントの役割の変化
  • セミナー概要

    1990年代に始まったICH (International Conference of Harmonization) の議論を基にして医薬品の研究開発プロセスの高度化と効率化を目指したプロジェクトマネジメントが製薬業界に導入された。それ以来約20年以上が経過したが,医薬品開発戦略の発展,グローバル化,アライアンスプロジェクトの増加など,業界が抱える課題の変化とともに,プロジェクトマネジメントの役割やトップマネジメントからの要望は大きく変わってきている。
    これまでどのように医薬品開発が変わってきたか,それに伴いプロジェクトマネジメントがどのように対応してきたかを自社の事例を基に分析してみたい。その上で今後医薬品開発がどのように変化していくかを予想し,それを成功に導くためにプロジェクトマネジメントがどのような貢献をすべきかについて考察する。

  • 講演者

    • 大島 三千世

      大島 三千世
      ファイザー株式会社
      医薬開発部門
      ポートフォリオ・
      プロジェクト・マネジメント部
      部長

Agenda #3将来起点で事業を考えるロードマップ手法のご紹介
~他業界の先進事例を通じた示唆~
  • セミナー概要

    製薬業界は時代と共に変化する医療ニーズを満たすために、技術革新を通じて創薬アプローチを多様化させてきました。近年では、iPS細胞に代表される細胞工学の進展により再生医療が注目を浴びており、先進企業による開発競争、特許取得などポジション争いが激化しています。他にもゲノム創薬や抗体医薬など、創薬/CMCのベース技術が大きく変化する潮目にある現代においては、将来志向で技術獲得に向けた資源配分と先行着手(自社研究推進/パートナリング)を行っていくことが、5年後、10年後の競争力の源泉となっていきます。
    本講演では、将来の市場の仮説を立てて目指す姿を描き、その実現に向けた道筋を逆算で描く「ロードマップ」手法について、最先端を行く自動車業界の事例をご紹介します。現在起点で中長期を考える「ポートフォリオ」とは全く異なる新たな戦略立案アプローチとして、今後の製薬業界に向けたインサイトをお示しします。

  • 講演者

    • 佐藤 祐也

      佐藤 祐也
      イノベーションマネジメント株式会社
      アドバイザリーコンサルタント

Agenda #4【パネルディスカッション】産学連携オープンイノベーションの課題と展望
~アカデミア公募推進の立場から~
  • セミナー概要

    製薬企業の開発パイプラインにおける外部からの導入品や共同開発品の比率は年々上昇傾向にあり、オープンイノベーションへの取り組みは今日の医薬品開発において不可欠な要素となっている。一方で、開発後期の導入品候補は不足し、導入のためのライセンス費用も高騰してきている傾向から、製薬企業としてはパイプラインの充足を新たな領域に求める必要が増してきている。その中で、アカデミアとのパートナリングは長期的な視点から見た場合、製薬企業にとって非常に重要な役割を担う分野と期待されており、多くの製薬企業がその分野の重要性を認識し強化を進めてきている。本パネルディスカッションでは、現在オープンイノベーションの最前線に立ちアカデミア公募を推進されておられる国内製薬企業複数社の方々にご登壇いただく。各社直面されてきた課題や、それを解決する手段としてのコミュニティの構築の事例、そしてアカデミア連携の今後の展望等についてお話をいただく。ご聴講されている皆様や他のご講演者の皆様も交えた部門横断的な意見交換の場として、また部門や企業を超えたコラボレーションの重要性を再認識する場としての議論を展開する。

  • 講演者

    • 江田 浩幸

      江田 浩幸
      EAファーマ株式会社
      創薬研究所 テーマ推進グループ
      (兼)創薬管理部
      主席研究員

    • 安井 潔

      安井 潔
      塩野義製薬株式会社
      グローバルイノベーションオフィス
      外部連携戦略グループ
      グループ長

    • 金澤 佳人

      金澤 佳人
      第一三共株式会社
      研究開発本部 研究基盤統括部
      モダリティ研究所 主査

    • 松本 弥生

      松本 弥生
      大日本住友製薬株式会社
      オープンイノベーション開発室
      主席部員

    • 藤ヶ崎 温美

      藤ヶ崎 温美
      イノベーションマネジメント株式会社
      アドバイザリーコンサルタント

開催日程と会場

日程:2016年10月20日(木)
会場:丸ビルコンファレンススクエア 8F Room4 地図をみるfurikomi
時間:14:00 – 17:45(13:30 受付)
※懇親会は18:00~同ビル別会場にて実施予定
定員:50名程度
参加料:2,000円(懇親会費含む)
支払方法:お申し込み後右記へお振込みください